江戸小紋の着物とネイルの芸術的な関係
お久しぶりです。椿の着物ブログに訪れてくださり、ありがとうございます。
本当は毎日更新の予定で着物ブログを開設したのですが、早速守れていないという・・・w
ワードプレスなかなか難しいですね。デザイン等凝っている方、尊敬です。
もっと着物ブログらしい佇まいにしていきたいのですが、また追々・・・。
さてブログらしく勢いよく、流行に乗った着物の話題をお届けします。
伝統着物・江戸小紋の技とネイルアートの融合とは
着物好きの方で、江戸小紋の名作家・小宮一族の名を知らない方はいないのではないでしょうか。
人間国宝作家で、江戸小紋を世に広めた小宮康助氏、そして康助氏の息子にあたり、同じく人間国宝認定を受けた小宮康孝氏。
そして三代目にあたる小宮康正氏は、22年に紫綬褒章を受賞、江戸小紋の確かな技術を引き継ぐ名着物作家として知られています。
着物の”伝統工芸”や”人間国宝”と聞くと、厳格で、いわばお堅いイメージを抱く方が多いかと思います。
私もそうでした。というか、今もそうです。
ですが、枠に囚われない素晴らしい作品が続々と出てきており、幅広い層が着物の奥深さや伝統工芸の素晴らしさに触れる機会が多くなっていると、確実に感じます。
小宮康正氏の名前を見かけたのは、なんとネイルアートの作品記事。
江戸小紋柄のネイルアートを手掛けているのは、フリーランスネイルアーティストのHana4氏という方です。
そう、江戸小紋とネイルアートの融合、新たな伝統の始まりなのです。
江戸小紋の着物はアートにもなる
彼女は着物などの伝統工芸の”わざ”や、作品と真摯に向き合う職人達の姿を尊敬しており、若い人達にも素晴らしさが伝われば、と思い、製作に至ったそうです。
小宮康正氏の江戸小紋着物の工程や型紙を見て、ネイルアートにと表現しています。
着物だと敷居が高いかも知れないが、ネイルだと取り入れやすい
今の主流は、やはり着物ではなく洋服です。
着物を着ようと思えば着付けにも時間が掛かり、慣れが必要です。朝の忙しい時間に着物を着るのは至難の技ですよね。
しかも「何とか間に合った!」と急いで着物を着ることが出来ても、やはり要所要所がだれてしまっていたり、着崩れしやすくなってしまったり・・・難しいですよね。
着物より洋服が主流になったのも分かります。
ですがネイルアートだと洋服にも合いますし、日常にも取り入れやすいですよね。
この取り組みは、素直にすごいなと思っています。
出典元:https://www.fashion-headline.com/article/11565